スタッフ紹介/インタビューStaff Interview

スタッフ紹介Staff

丸山 梨絵(Rie Maruyama)

株式会社生方製作所
グローバルマーケティングセンター
ミネルヴァセーフティソリューション
セーフティ事業部 グループリーダー

2005年入社、三重県桑名市在住。みんなの頼れるチームリーダー。Pioma+事業立上げの中心メンバーで、数年前に防災士の資格を習得。2人の息子のママでありながら防災士の視点で身近な安心のかたちを提案。明るい性格の持ち主で、どんな壁も情熱と根性で乗り越えていきます。

林 奈那(Nana Hayashi)

株式会社生方製作所
グローバルマーケティングセンター
ミネルヴァセーフティソリューション
セーフティ事業部

2017年入社、岐阜県郡上市出身。Pioma+チームの縁の下の力持ち的な存在。WEBサイトの運営を中心にデザインや企画など幅広い業務をこなしています。こだわりが強く、納得がいくまでとことん追求。お客様とのつながりを大切に暮らしに安心をお届けします。

増田 麻衣(Mai Masuda)

株式会社生方製作所
グローバルマーケティングセンター
ミネルヴァセーフティソリューション
セーフティ事業部

2020年入社、愛知県出身。幼い頃から父の仕事の都合で全国を転々としました。中学2年の時に東日本大震災を仙台で経験。自身の被災経験をもとに、お客様に共感頂ける商品づくりを目指しています。周りに流されず冷静沈着で、ひとつひとつ丁寧に取り組みます。

増子 佳香(Yoshika Masuko)

株式会社生方製作所
グローバルマーケティングセンター
ミネルヴァセーフティソリューション
セーフティ事業部

2008年入社、愛知県半田市在住の2児のママ。穏やかな性格で周囲への気配りが上手。Pioma+の立上げ当初から企画開発に携わる。家族の安全を守るために、人一倍強い想いをもって業務に励んでいます。お客様の気持ちに寄り添った商品づくりを大切にしています。

インタビューInterview

“ピオマ”をどんな方に使っていただきたいですか。

丸山
ピオマは元々、どんな方に使っていただきたいっていうのがなくって……。安全を提供している会社としては、全ての人を対象としていました。
増子
商品を開発するには、ターゲットを絞ったほうがよいと言われました。でも私たち、ほんとうに絞り切れなくて……。自分たちの想いをかみ砕いて、「やっぱり、みんなで助かりたいよね。」って。私も、あなたも、その隣にいる人ももちろん。みんなに助かってほしいから、みんなに愛されるような商品になって欲しいという思いがあります。
丸山
ただ個人的には母親目線もあるので、自分で安全を守れない小さなお子さまとかご高齢の方には使っていただきたいとは思います。
増子
私も母親なので、子どもを持つ家庭を一番にと考えた目線で開発しました。
増田
私は身近なところだと、ちょっと離れて暮らしている祖父母に使ってほしいなって。いろいろ揃えるのは想像以上に大変なので、高齢者の方とか、一つのボックスにまとめられたセットが家まで届いて備えられますよっていうのはいいですよね。
家族を大切にしている女性や、家族に限らなくても「守りたいもの」がある人にも、ぜひ使っていただきたいですね。
増田
防災に興味がある方だけでなく、備えようと思っても「なにを揃えたらいいのか分からない……」という方などにも、身近な物として使っていただきたいです。

開発する上で大変だったことを教えてください。

開発ももちろんですが、在庫管理や仕組みづくりでけっこう苦労しました。知らないことも多かったですし……。
丸山
創業60周年の生方製作所にとって、防災事業が初めての試みだったというのもあります。これまでB to Bでやってきたのに、突然B to Cの事業をスタートする。社内でも反対意見など、いろいろありました。
増子
最初から、この事業に専念できたわけではなかったです。もともとやっていた仕事との両立をしなければいけなくて。時間・体力・精神的にもみんなで苦労しました。
丸山
マーケティングの手法や見せ方、広報。たくさん勉強しましたね。
増田
私はプロジェクトの終盤で、商品選定に携わりました。初めてのことだったので、難しかったです。市場にたくさん防災グッズがあるなかで、ピオマとして出したいものの意図にあっているか、使いやすいのか、ユーザーの目線で選ぶのが……。
増子
似たような環境や年代でも、一人ひとりの状況はバラバラ。ユーザーの個々の環境や状況にどう対応できるかを落とし込んでいくのが、一番難しいと感じました。

開発時に特に気をつけていることはどんな事ですか?

丸山
大切な人に寄り添う。お客様の立場に立ったものづくり・開発に気をつけました。
増子
開発にあたっては、調べて、試してという実際に手に取ることをとても大切にしていました。「買って安心・使って安心・備えて安心」。ほんとうに使う人の役に立つかどうかを重視して、商品選定しました。
私たちが必要だと考える物と消費者ニーズには、ギャップがあります。どちらかに偏りすぎず、私たちが伝えたいことや必要だと考えているもののバランスを保つところは意識しています。
増子
自分の個人的な目線では、母親として子どもの前ではやっぱり「自分がしっかりしないとみんなの命が助からない」という思いがありました。子どもを安心させるためにも、「せっかく買ったのに、実際に現場では使えない」と、がっかりした気持ちを味わいたくないと感じていました。
増田
私は中学生の時に、東日本大震災で被災しました。その経験から、被災者の目線で非常食を選びました。思い返すと、乾パンやビスケットだけではなくカレーやパスタなど、日ごろ食べ慣れているもが身近にあると嬉しかったです。そのように実際に被災したからこそ選べるものを選択するように、心がけています。

商品企画に関わった中でうれしかったエピソードを教えてください。

増田
入社歴がそれほどないなかで、実体験を元に使う人の目線で防災食セットを考えました。企画したものが採用されて、実際に商品としてお客様の手元に渡っていることが嬉しかったです。
増子
私が嬉しかったのは、ほんとうにユーザーの役に立つ物を届けたいと思い開発したので、お客さまから「内容が良かった」「本当に考えられている」というお褒めの言葉をいただけたこと。ECサイトのレビューや百貨店での催事で直接、お声を聞けてありがたかったです。
百貨店のイベントも、自分たちで企画しています。実際に店頭に立ち、お客様の声を聞き、選んでくださっている姿を見ることは、やりがいがあります。昨年に続き、今年も2回目の開催につなげられたことも嬉しいですね。
丸山
この防災事業は、生方製作所にとって新しい試みでした。その中で、女性の活躍が目立ったと思います。製造業でものづくりをしてきたメンバーが、女性の立場で発言、販売をして、会社の売り上げや社会に貢献できたことは嬉しかったです。

今後どのような製品を企画していきたいですか?

増田
やはり女性の多いチームなので、女性ならではの視点で商品を作りたい。ジェンダーレスの時代ですが、男女格差という観点ではなく、女性だからこそ避けられない弊害もあります。たとえば、避難所で女性が襲われる被害など。あまりニュースで取り上げられないのですが、このような危険性を呼びかけたり、知識をお客さまに届けたり……。防災時の防犯グッズの展開をしたいです。
丸山
女性として、子どもを持つ親として、働くママが安心していざという時の備えをすることは重要だと考えています。女性の社会進出にもつながると思いますが、自治体や保育園・小学校では、まだ防災の心構えが低いのが現実です。すぐに駆け付けられないママたちの不安を取り除くためにも、自治体や保育園がしっかりと体制を整えるためのサポートを始めています。
お客さまの声を商品開発に積極的に取り入れることも、大切にしています。ありがたいことにアンケートやお手紙など、日々お客様のご感想やご要望を頂戴します。生方製作所は、ものづくりができるイノベーション企業なので、これからもお客様のニーズを吸い取って、さまざまな商品を生み出していきたいです。
増子
防災って、後回しにされがちですよね。防災について考えたり、行動したりすると「意識が高いね」と、少し距離を取られてしまいます。でも将来的には、防災に対する行動がスタンダードで生活の一部に馴染んでいるような世の中になって欲しい。そういった商品、ブランドとして成長させていきたいです。

ピオマのおすすめの商品と使い方を教えてください。

丸山
防災を日常の生活で身近に感じられる設計をしています。例えば、防災バッグも、旅行バッグや出張に使っていただけるよう、リュック・肩掛け・手に持つタイプの3WAYにしました。キャンパーの方にも使っていただけるように、ぱっと見た感じ防災バッグに見えないカジュアルさを出しています。
増子
在宅避難用のボックスも、従来のダンボール箱入りとは別に、頑丈な蓋つきのボックスを新たに企画しました。庭やベランダなどの外に置けて、アウトドアレジャーなど日常的にも使えます。ダンボールは、(耐久性の観点から)敬遠される方もいらっしゃるのですが、このボックスは中の物が壊れる心配もありません。中身も厳選していますので、感染症対策などからも在宅避難が推奨されるなかで、おすすめの商品です。
増田
私のおすすめ商品は、非常食セット。避難時に食べていただくように選定したのですが、バラエティ豊かなラインナップになっています。家庭での防災訓練に一環として、お子さんやご家族でぜひ試食会を開いてみてください。おいしかったら追加、違う味も試すために変更するなど、ご家族で選ぶのも面白いのではないかなと思います。防災活動を楽しんで、身近に感じていただきたいです。
私たちはプラスアルファのアイデアで、より日々の生活に溶け込む防災を心がけて、取り組んでいます。オリジナル開発品の「ピオマここだよライトS」は、普段はコンセントに挿しておくだけで、いざという時に地震や停電で自動点灯する優れものです。緊急時に少しで安心できるように、優しい色合いや持ちやすさなど細部までこだわって開発されました。寝室やリビングなど、ぜひ家族が集まる部屋につけてほしいですね。

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