開発ヒストリーHistory of Development

世界中の安全を支えるメーカーの
生方製作所が手掛ける
オリジナル防災ブランド「Pioma+」
大切な人を守るために
今できること…
私たちPioma+の手掛ける商品には、
たくさんの想いと夢が
詰まっています。

01 ピオマのはじまり Beginning of Pioma

2006年、オリジナル防災ブランド「ピオマ」が誕生。
世の中に安全を提供するものづくり企業の生方製作所が、新たなるプロダクトイノベーション実現のために、消費者ニーズへ目線を向けました。
全てのものづくりは、かたちを変えながらも最終的に一般消費者へ。
防災の観点から、当社としての付加価値を創出し、安全をより身近な形へ具現化することを目指しました。
当社主力製品の感震器を搭載した火災警報器「ピオマ」から、ピオマシリーズが始まり、これまでに感震器付きライト、感震ブレーカーなど数々の自社開発製品が開発されています。

02 苦労したエピソード Episodes of difficulty

発売当初は反響があまりなく、想像通りの結果にはなりませんでした。「安全」には、セキュリティーとセーフティーの2つの側面があります。セキュリティーはたえず危機感を感じられるのに対し、セーフティーは災害がこないと身近に危機感を感じられない。その現実を突きつけられました。
私たちの意図するものと消費者との意識に大きな差を感じ、その溝をどうしたら埋めることができるのか…。そこで、災害はいつ起こるか分からないからこそ、日々の暮らしに取り入れることが消費者にとって受け入れやすいのではと考えついたのです。実際に、日常的な視点を加えた製品の販売は好調となり、より一層お客様に喜んでいただけるようになりました。

03 ピオマからPioma+へ Evolution of Pioma+

当初のピオマシリーズは地震センサー搭載の独自製品が主軸。しかし、近年、異常気象による激甚化が進み、もはや地震だけが災害の脅威ではなくなりました。そんな中、人々の安全を守るための「防災」において、ピオマのサービス展開に行き詰まりを感じるように…
そんなとき、“家族の安全を守る” という強い意志のもと、複数の女性社員がピオマ事業の大々的な変革を図りました。こうして、幅広い商品ラインナップの取り扱い、イーコマースへの進出を実現させ、Pioma+としての新たな歩みを開始。今も昔も「自分たちで作り自分たちで売る」という姿勢は大きく変わっていません。Pioma+は、世界レベルの安全と顧客サービスを提供しています。

04 Pioma+の商品開発 Product Development

Pioma+は、女性防災士を中心としたチームが手掛けるお客様に寄り添った商品の企画開発を行っています。災害時には不安が募り、体力的にも精神的にも大きなストレスがかかります。Pioma+の商品は、メンバー全員が一つ一つ、味や性能を確認し、高品質で満足して頂けるものを採用しています。特に大切にしているのは、私たち自身が“家族のために本当に買いたいと思える商品”であることです。お客様からのご要望やご感想をヒントに、共感して頂ける“安心のかたち”とはなにか、日々さまざまなアイデアが社内で行き交っています。

05 今後の挑戦 Challenging work

Pioma+は、一人一人のライフスタイルに合わせた暮らしの中の「防災」をデザインし続けていくことが使命であると考えています。「防災」は特別なことではなく、普段から意識して生活に取り組むべきこと。例えば、3日分のローリングストックを日常に取り入れてみたり、家族と災害時の集合場所を事前に話し合ってみたり、地域の訓練に参加するなど…。「防災」は決して難しいことではありません。日常と「防災」をより密接なものにして、具現化していくことが減災につながる第一歩なのです。そこで、Pioma+はお役立ち防災情報ブログ「ピオまめ」や、EC会員向けの賞味期限管理サービスなど、新しい取り組みを着々と始めています。暮らしの安全を守り続けるサイレントヒーロー、Pioma+の挑戦はこれからも続きます。